保存動輪C5862

C5862動輪 北海道 国鉄石北本線美幌駅前に保存(1974年撮影)

埋め込みの碑文

※注 この動輪が設置された場所は国鉄石北本線美幌駅前であったが、その後JR美幌駅内に併設された資料館『美幌町交通記念館』前に移設された。さらにこの資料館は2001年6月に閉館となったが動輪の方はもともと駅前展示だたったため大きな変化はなく現在に至っている。


現在のC5862動輪

現在のC5862動輪(やまてつ様御提供 以下4枚とも)

岩へのはめ込み展示は同じだが、以前のものとは違うようでまた碑文との二分割になっている。


 
片面だけの展示だが右方の岩の上にも何か小道具の展示がほしいところ
背面の固定状態。

C5862

昭和14年(1939)3月、川崎車両製(製造番号2068)。新製後C5857以下7両とともに九州・長崎に配置された。18年に転出し一転北国釧路が職場となる。以来廃車までここを離れず石北・釧網両線で活躍した。

エピソード

このカマは昭和29年(1954)8月の北海道御巡幸の際、8月14日に網釧本線の網走〜弟子屈間でお召し列車を牽引するという栄誉に浴している。なおこの時ともに牽引した同僚のC58106はいまも釧路市内に静態保存されている。


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