C6234
昭和23年(1948)12月18日改造、種車はD52230(昭和20川崎車両製)。改造と同時に梅小路機関区に配置、その後下関に移動するなど東海道・山陽の幹線で働く。39年に広島・40年に糸崎と移り最後は呉線が職場だった。ここの無煙化は45ー10だが同機は若干早い43年(1968)2月15日付で廃車となっている。その動輪がなぜ北海道にあるのかであるが、おそらくは後に糸崎から渡道したC6215・16のどちらかのカマに振り替えられていたことと推定される。したがってこの動輪もあの「ニセコ」などを牽いて函館山線で活躍した歴戦の勇者(車)の一員といえるのではないだろうか。