保存動輪 D51246

D51246動輪 秋田県 JR土崎工場PRコーナーに保存 やまてつ様御提供

いくつかの蒸気機関車の部分品とともに展示されている。「刻印ははっきりしないが「D5124○」の「○」の形状から「6」と推測し、同工場とも関わりがあったと思われる246号のものと判断しました。」(やまてつ様)


D51246

昭和14年10月、鉄道省浜松工場製(製造番号37)。新製配置は245らとともに金沢あたりだと思われる。その後敦賀へ移り北陸本線を走る。30年代に甲府、40年代に一戸とD51お馴染みの線で活躍したが「ヨン・サン・トオ」を待たずに43年4月24日に同区で廃車となった。保存場所の土崎は秋田県だが、最後は解体の関係で同地と縁があったものと考えられる。

エピソード

同機の前後の兄弟機はともに新製から北陸路で働いていたが、246は昭和30年代前半に甲府へ移動し、さらに東北へと働き場所を変えた。兄の245は40年代から最後は木曽路で過し、今は長野県に保存されている。また弟の247は45年に長野で廃車となっている。塩尻あたりで中津川の245と顔を合わせていたのであろうか。



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