道内ただ1ケ所となった「機関区」である鷲別区の構内にある動輪。晩年まで蒸機が配置されていたことを示す記念碑ともなっている。構内のため通常は立ち入りができないので遠目に見るだけだがD51クラスのものと思われる。
D51304
昭和14年11月10日、川崎車輛製造(製造番号2212)。新製配置は関西筋で、吹田区などで働く。その後金沢区に移動し北陸路を走る。のち渡道し鷲別区に配属され室蘭本線などを職場とするが比較的早い昭和44年(1969)10月28日に同区で廃車となった。主な配置履歴
昭和16吹田 22吹田 23吹田 30吹田 32金沢 36金沢 41鷲別 42鷲別 43鷲別 44−10−28鷲別廃車エピソード
同機の前後の兄弟機ではひとつ上の兄貴機303が鳥取県に保存されている。