道東・釧路の駅前シンボルとして鎮座するD51の動輪。「釧路駅」の看板もセットになっている。
D51467
昭和15年5月29日、汽車会社製(製造番号1886)。国府津に新製配置、のち下関ー小郡ー水戸ー名古屋といずれも幹線系の機関区で活躍した。41年7月に渡道し深川区に配属、44年に岩見沢に移りここで蒸機全廃まで働いた。廃車は50年11月5日。
エピソード
同機の前後の兄弟(466・468)はいずれのも46年中に廃車解体となっており現存しない。しかしながら二つうえの兄・465号は最終期まで残り、追分区にあって全廃まで活躍した。室蘭本線などで岩見沢の467と顔を合わせたこともあったであろう。ちなみに465号の動輪もゆかりの道内・追分町(鹿公園)と由仁町(ユンニの湯)に保存されている。