館内にロッドとともに鎮座
D5160の刻印。また一緒に展示されているメインロッドはD511120のもの
D5160
昭和12年(1937)9月、川崎車両製(製造番号1818)の一次型ナメクジタイプ。新製と同時に北海道追分機関区に配置、これは追分に初めて配置されたD51のうちの1両でもあった。戦後になって旭川へ移動、その後名寄へ移りしばらく宗谷路で働く。最後は岩見沢一区に移動し初配置時と同じ室蘭・夕張線で生涯を終えた。廃車は51年3月1日。
エピソード
ひとつ上の兄・59もほぼ同じ生涯を送っており、追分ー名寄ー岩見沢と常に60とともに働いた。廃車日も同じ日・同じ区の仲である。こちらは長野県の辰野町に静態保存されている。