屋根付きでの保存だが雨風を受けるためかやや荒廃していいた。取り付けられていた門鉄デフは廃車になったC5765から改造して転用されたものらしいが(安全のため?)、少々不恰好だ。また貴重なドイツ型のデフレクター(Kー5)を変形させたのももったいない気がする。
C12241
昭和15年(1940)7月、日立製(製造番号1268)。主に九州内で働いたカマ。昭和29年には鹿児島にあって指宿枕崎線などで活躍。その後熊本に移動し高森線を職場とする。無煙化まで働き昭和49年(1974)8月18日に廃車。
エピソード
C12208と241 この両機はともに1972年前後に鹿児島区におり共に働いていたが当時高森線専用となっていた熊本の2両のC12(222・252)の廃車に伴って熊本に転属しあとを継いだ。SLブームの頃の「高森線のC12」というと若干の訪問時期によって「222・252」と「208・241」の頃との印象が違う方も多いのではないだろうか