保存 C1269

C1269 愛知県安城市 総合運動公園内に保存 2018年6月

JR東海道本線安城駅から名鉄バス10分または名鉄本線新安城駅からバスで10分、または名鉄西尾線北安城駅から徒歩10分ほどの公園内に保存。


※本機の公開は通常は団体の予約など特別な場合に限られているため機関車には近づくことはできません。また柵内へは隣接の事務所で許可を経る必要があります。この画像は柵の間から撮影したものです
正面 赤プレートと白い部分塗装が鮮やか
動輪とキャブ周り 綺麗に磨かれて状態はよかった
同機の特徴の一つに、前面の「つかみ棒」がデッキだけではなく、煙室の両側にも付いていることがあげられる。保存時に追加されたものではなく現役時代のままのようである
同機の経歴と蒸気機関車の説明、動く仕組みも簡単に図示されている丁寧な説明板
柵を通してだが側面を眺めることができる。半円形の屋根は採光も良好
ここにいます 「現在地」とあるところが新安城駅からくるバスが通る道路 バス停も近い

保存機の説明を記したパンフレット。愛知周辺の保存機にはこのような仕様のパンフレットが保存会や管理者の手で作成されて事務所などで無料で配布されているのは嬉しい。なおこのC1269号のものは蒲郡市のD51201号の説明パンフレットとほぼ同じ仕様になっている。製作者に関係しているのかもしれない


C1269

昭和9年(1934)2月、日本車輌製造(製造番号296)。松本区にまず配属されその後北陸方面へ。戦中ー戦後にかけては飯山・七尾・富山・糸魚川などを移動し昭和47年(1972)に中津川に転入し明知線や機関区の入換に従事ののち、最後は木曽福島区にて昭和49年(1973)3月に廃車となった。


エピソード
69号の兄弟保存機たち

C12の60番台は保存されたものが多く、60号が福島県、64号が宮崎県、67号が長野県、そして現在真岡鐵道で動態保存されている66号がいる。また現在新潟県糸魚川市の小学校に保存されているC1288号は晩年をともに糸魚川区で過ごした仲間である。


現役時代のC1269

中津川機関区で待機中のC1269[中] 昭和48年(1973)3月

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