保存C56149 

C56149 山梨県北杜市 JR小海線清里駅前に保存 2018年6月

小海線で長く活躍したC56の1両。当初は清里高原のたかね荘に保存されたが荒廃し、その後清里駅前に移設再整備された


屋根付きの保存であるが再整備以降はやや荒廃が進んでいた
柵も低く記念撮影には向いているが運転室などへの侵入がやや気になる状態
 
キャブ付近 ナンバープレートは両面とも装備している 訪問時は銘板類は再整備のためかカバーがかかっていた
丁寧で綺麗な写真入り説明板 いつまでもこのままでいてほしい
公式側は清里駅のホームから眺めることができる 安全のためガラス越しになる

C56149

昭和13年(1938)6月、三菱製(製造番号231)。主に東北地区に配属されたが昭和16年に中込区に移動後はここを離れず「小海線のC56」として名を馳せた。47年秋の小海線無煙化まで働いたのち、最後は木曽福島区にて入換作業に従事ののち昭和48年7月20日に廃車となった。その後小海線ゆかりの沿線の高根町営の施設に展示されたが、2009年に再整備ののち清里駅前に展示された。


現役時代のC56149

下り「八ヶ岳スケート号」を牽いて早朝の清里駅に停車中の149号 昭和46年(1971)3月
「八ヶ岳スケート号」の任を終え野辺山駅で回送を待つ
昭和47年夏に運行された混合列車の先頭に立つ149号 昭和47年(1972)7月
客車を残し下り貨物列車を牽く149号 昭和47年(1972)7月

中込のC56カルテット

晩年の小海線の中込機関区には4両のC56が配置されファンの人気を集めていた。そのメンバーは144・149・150・159で47年10月の無煙化までほぼ欠けることなく働いていた。そんなある日、同日同時間帯に中込に4両全てが揃うシーンが見られた。この時間帯には小海線のどこにもC56はいないはずで珍しいことではあった。

 
 

カードの図柄になった149

1989年発行のJR東日本長野支社のオレンジカードの図柄になった149号

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