保存D51684

D51684 東京都東村山市 東村山運動公園に保存

西武新宿線の久米川もしくは東村山から徒歩約15分ほどの運動公園の一角に保存されている。近年整備がされていないのか荒廃が進んでいる

2019年に惜しくも解体された

晩年を過ごした北海道仕様が特徴 現在は施錠されて近づけないのだが柵が低いのでかなり荒れており、今後も荒廃が進む状況も考えられる


 
(左)スノウプラウが外されて展示され「雪かき器」の説明板がある (右)運動公園駅を模した駅名板
運転室周りも荒廃が激しい ただ赤ナンバープレートがやけに目立つ タブレットキャッチャーが残る
後方から 痛みが激しく尾灯がないが他の部品はそれほど紛失などはしていない

後方全体をながめるには柵内に入らないと園内からだと難しいが、一旦園外へ出て一般道路で近づいてみるとちょうど機関車の後ろをながめられるところがある

 
園入口から遠目にながめる キャブへの階段などかつては公開されていたことがわかる (右)前面のアップ ナンバープレートは「はめこみ枠」?だけ残っている

ここにいます 案内図のイラスト

案内図の拡大「蒸気機関車」のイラストが描いてある

D51684

昭和17年(1942)3月21日 日本車輌製(製造番号1028)。新製配置後、吹田区で働く。31年に長町へ移動し東北本線を職場とする。のち秋田区を経て渡道。滝川区に配置され、根室本線滝川口や室蘭本線などで活躍し、蒸機最終期の昭和51年まで在籍し3月1日に廃車となった。
主な配置履歴

昭和23吹田ー22吹田ー30吹田ー32長町ー36長町ー41長町-42長町ー43秋田ー45秋田−46秋田-47秋田-50滝川 51−3−1滝川廃車


「銀河鉄道」で訪ねるD51684


東村山駅バス停の「銀河鉄道」バス
なおこの運動公園へのアクセスは東村山・久米川駅からの適した公共交通機関がなく徒歩中心であったが、近年地元のコミュニティバスが運行を開始し、日中ほぼ10分間隔で運行しており「運動公園前」という停留所もできて便利になった。熱心なバスファンが興した会社でなぜか「銀河鉄道」という夢のある会社名を名乗っている。というわけでこのカマも「鉄道に乗って会いに行ける保存蒸機」の1両に加えたいところである。
※アクセス 西武新宿線東村山駅東口から「銀河鉄道バス」東村山青葉恩田町線で約15分、「運動公園前」下車すぐ。
詳しくは銀河鉄道バスHPを参照してください。 ※ただし片まわりの循環コースの最後の方になるので実際は歩いた方が早い場合もあります。

リンクしていただいているTADA様の「汽車・電車1971〜」の保存機のコーナーにも同機の画像がありますのでぜひ御覧ください。
所在地の運動公園の番地は「51」。D51を思わせる
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