保存当時は新潟県岩船郡荒川町 2008年村上市に統合
羽越本線・米坂線の坂町駅から600mほどのところにある総合体育館に保存展示されている。完全な施設の中で展示されているため年数回のイベント時以外は側で見学することができない。その代わり消耗や破損などはほとんどなく良好な状態を保っている
通常非公開のため、保存状態は良い。展示場の作りが側面上部が完全に目隠しになっているので外からは全体を眺めることができない。遠来からの訪問者にとっては辛いところだ。なぜか下部は内部が見られるのが不思議な設計
駅頭には「鉄道のまち・さかまち』と大きく表示してあり、蒸気機関車の展示場への案内板まで あるのだが、肝心のD51の公開日などが書かれていないのは残念。「見にいくことができても通常は…」ということで。 なお駅前にはD51611の動輪も展示してある。
D51735
昭和18年(1943)2月、日本車輌製造(製造番号1137)。主に新潟地区で生涯を送ったD51で、長岡・新津・坂町と信越本線や羽越本線で活躍。長野工場の担当であったため、長野工場型切取りデフ(長工デフNー2型)を装備しているのが特徴。廃車は昭和47年(1972)3月27日、坂町区
エピソード
同機の二つ下の弟機・737が和歌山県内に保存されている。