保存 D51745

D51745 群馬県みなかみ町 JR水上駅 転車台広場に展示保存 2018年3月

JR上越線水上駅横の広場に展示されている。整備状態は良いがなにぶん露天のため各部の消耗も気になるところ。柵もなく自由に見学できるのだが逆に何かあった時の対策も必要かも。


デフ周り、ロッド類の白線は過剰なような気もする 青空の中ではスッキリとした展示
キャブ周り タブレットキャッチャーのフックが上がった状態は珍しい 日車の小判型銘板は現役時と同じものか
非公式側 [高一]の区名札を入れてみたい
芝生の中の露天展示は開放感にあふれている 側面を見るには最適だが
正面 現役から上毛高原時代までは大宮工場の特徴だった「十字型」の煙室扉ハンドルだったはずだが変えられている
遠方に見えるのはイベントでやってくる動態保存機のC6120、D51498などもやってくる

上毛高原駅前展示時代の745号

当時は「月夜野町」だった上毛高原駅前に展示されていた 2003年1月
 
正面とキャブ周り 高崎局展示時代と変わらずすっきりとした状態 露天展示なので破損などが心配されていた
テンダに貼り付けられていた説明板
後面 上毛高原駅前の駐車場の中に露天の展示になっていた

D51745

昭和18年(1943)8月16日、日本車輌製(製造番号1187)。新製配置は宇都宮で東北線などで働く。昭和35年6月に高崎第一区へ移動後は八高線などを職場とし、無煙化の昭和45年10月で廃車となるまで活躍した。廃車後は当時の高崎局の配慮で準鉄道記念物として局舎前に展示されたが、その後上越新幹線の上毛高原駅前に移設され、さらに上越線水上駅横の広場に再移設され現在に至っている。


エピソード


現役時代のD51745

八高線高麗川駅に貨物を牽いて到着したD51745号 昭和45年(1970)夏(以下同)
 
組成を終え、今度は石灰石列車を牽引して発車を待つ キャブ周りは昔もきれいだった
高麗川駅に憩う 高崎一区のヌシともいうべき機関車だった

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