キャブの情景・製造所銘板編 その4

銘板コレクション その2

いろいろな方々から御協力いただいた画像の中から現役時代(または現在保存中の姿)の製造所銘板の画像を集めてみました。※御提供者のお名前がないものは831列車撮影のものです


日立

運用標はなく、換算表も仮のものだが日立の大型銘板はしっかり残っていたD51592[厚]

日立 小型

播但線で活躍した多くのC57・90番台で日立の小型銘板を付けていた97号[豊] 佐々木様御提供
D51732[長]

長野県茅野市に保存されているC1267は中央にコーポレートマーク・左右に「日」「立」を表記したものである。昭和八年製造であり、このタイプを付けて現存する貴重なカマであもある。 本郷三丁目様御提供

日立 小判形

 
簡略ながら小判形に製作所名と製造年を表記したタイプ 寅さん御提供

三菱

西九州で名を馳せたC57124 すり減ってはいたが大型銘板を残していた 47年3月 吉松区
124号の三つ下の弟機127も大型銘板 梅小路最後のC57の1両だったが、後に南九州へ移動し124とも顔を合わせていたことであろう。 佐々木様御提供
 
2両とも晩年の南九州の人気ナンバー機。4次型で門デフ付のC57196、奥羽からの転入組のC6120、ともに三菱の大型銘板と砲金製区名札が付きキャブ回りを引き締めていた。C57196・ヘロ爺様 C6120・ぎんちゃん御提供
 
唯一の鹿工式デフ付きで人気のあった南国のC6113号も両側とも大型銘板である。
公式側・田駄雄作様、 非公式側・ヘロ爺様御提供

この三菱の大型銘板も良く見ると微妙な変化がある。最初のC57124と127は三菱とマーク・製造所(神戸造船所製造 など)・製造番号と製造年が表記されているが、戦後形C57196やC6120になると最下段が消え、製造番号が2段目にきている。一方C6113の方は製造所名がなくなり、さらに製造年・製造番号の順に表記が入れ替わっている。このように同一メーカーの銘板でも年次によって細かい変化があることも見逃せない興味のひとつであろう。


立山重工業

国鉄の蒸機では異色の製造会社である立山重工業のプレートも梅小路のB2010に見る事ができる。カマは小さくても立派な銘板である。 吉野富雄様御提供

連動コーナー

isobe201様主宰「煙の宴会(うたげ)」資料室「製造銘板」

TADA様主宰の「汽車・電車1971ー」キャブコレクション

画像などで御協力いただいている皆さんのHPです。ぜひのぞいてみて下さい

田駄雄作様轍楽之路

佐々木様「勝手&気まま 鉄道写真」

ぎんちゃん・ヘロ爺様ヘロヘロSL隊

吉野富雄様五条川鉄道写真館

呑み鐵様復活した蒸気機関車たち

寅さんとらやの写真箱


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