かつての「鉄道の町・やまきた」駅構内だった機関区跡地の公園に保存D52のそばにひっそりと展示されている。おそらくD52のものと思われるが詳細は不明。
D51とD52の動輪は比較的形状が近いです。パッと見の形状は、少なくとも私には同じに見えました。そこで、手元にある動輪について最も詳しい資料で調べたところD52の動輪には車軸の部分にキーがなく、車軸の端面の直径がφ220(第三はφ230・D51はφ200、第三はφ220)となっています。D52のほうが太い車軸を使っていたようです。キーについては多くの車種で昭和18年に廃止されています。ただ、現存するD52でもキー付きの動輪はあるようです。 以上を踏まえて現物を確認したところ、キー付きで、軸端の直径はφ200mmでした。あと、軸に「シ16-2」と確認できるので、D51用と判断しました。ちなみにL2の刻印が確認できましたので、第二動輪のようです。
山北D51動輪
御殿場線には国府津区のD52が活躍していたことで有名であるが、昭和43年頃の最終期にはD51も転入して働いていた。この動輪はそのメンバーの中の一両のものとも思われる。