保存動輪D51241(第4)

D51241動輪(第4)北海道旭川市 某所に保存?(やまてつ様御提供 6枚共)

簡単な柵に囲まれ線路の上に鎮座


 
一文が刻まれた石碑が車輪の間にある
 
刻印は何とか確認できる

国道の向こうは北海道らしい風景が広がりそれを見つめる毎日

※この動輪は一般公開されている保存とは異なるため、明確な所在などは明記いたしません。また見学その他の場合も所有者の許可などを得てからなどの配慮をお願い致します。

D51241

昭和14年(1939)12月、鉄道省苗穂工場製(製造番号5)。新製と同時に追分機関区に配属。室蘭・夕張線を職場とし、廃車まで終生追分を離れず、また生まれた地・苗穂工場の担当さえ離れなかったまさに「追分一筋のD51」だった。その履歴もあって昭和50年12月、国鉄営業線を走った最後の貨物列車の牽引の任に当り、数千両に及ぶ国鉄蒸機のたどった道のりの掉尾を飾った。51年3月10日の廃車後は当然地元に保存が決まっていた。しかし周知の通り保管中の昭和51年4月13日、追分機関区が火災に逢い、同じく保存が内定していた最後の仲間たちとともに被災、惜しくも保存は取り消されてしまった。


※なお同機の動輪は同じ道内安平町(旧・追分町)の「追分鉄道記念館」にもナンバープレート・煙室扉とともに保存されている。画像はこちら


エピソード


※画像を御提供いただいている「やまてつ」さんのHPはこちらです。こちらに掲載の動輪はもちろん全国の鉄道車両の保存状況を詳細に網羅されている貴重なサイトです。ぜひおこし下さい。


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