D5136
昭和12年(1937)2月、川崎車輛製造(製造番号1790)。 主に東北地区に配属され、福島ー郡山などを経て一戸区へ。その後日本海側へ移り酒田区に所属しに羽越本線などで活躍する。新津区を経て無煙化のため遠く山陰長門機関区へ移動し、昭和48年11月に同区にて廃車となった。なお同期の第四動輪が富山県黒部市の宮野運動公園に保存されている。
同機は晩年に長門区に移動してきた際、「山陰地区唯一のナメクジD51」として人気があった。 その直前までは梅小路入りを控えて青森から移動してきたトップナンバー1号機が浜田区にわずかな期間いたが、山陰最後のナメクジとなったのはこの36号機だった。