前庭に先従輪?とともに保存されている
(左)「D51386」の刻印がはっきりと読み取れる。“シ44-10GT 2667”は「昭和44年10月 後藤工場」の意味だろう。(右)R3ー第3動輪を示す刻印
※校内展示のため許可を得て撮影
D51386
昭和14年(1939)11月17日、日立製(製造番号761)。新製配置は九州と思われる。昭和16年には大里(門司)の記録がある。その後岡山を経て20年代後半には新見区へ移動し、47年11月21の廃車まで同区を動かなかった。伯備線では「三重連」の先頭に立ったこともあったであろう。ほぼ33年ちょうどの生涯であった。
エピソード
同機のひとつ上の兄・385号は千葉県に保存されている。また同機のナンバープレートが大阪の共栄興業に展示されている。(赤ナンバー)