保存動輪D51426

D51426動輪 広島県土地開発公社三次用地事務所前(旧 国鉄三次機関区跡地)に保存 吉野富雄様御提供 2003年8月

 
426の刻印、「第3」を示すような数字も。(右)「思い出」の題が親しみのもてる碑文。製造年月日の「51」は「15」の間違いと思われる。

D51426

昭和15年(1940)7月24日、日本車輌製(製造番号801)。新製配置は北海道函館と思われるが、ほどなく内地へ戻り尻内(のち八戸)区に移動、東北本線北部で活躍。補機仕業などをこなし長く尻内で過したが、「ヨン・サン・トオ」で役目を終え、はるか西日本に転属した。最後は厚狭区で美祢線で働き47年4月28日に同区にて廃車となった。

同機の前頭部が東京の交通博物館入口(現在は大宮の「鉄道博物館」に移設)に保存展示されているのはよく知られているが、動輪が広島に残っていたのも驚きである。


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