保存動輪D51797

D51797動輪(片面4軸)山口県山口市 JR新山口駅(旧・小郡駅)新幹線口に保存(やまてつ様御提供 6枚共)

片面ではあるが4軸をロッドで連結した状態での保存は珍しい


 
埋め込まれたナンバープレートもあるがレプリカである

 
片面展示の様子と797号の簡単な経歴を記した碑
刻印は塗料が厚くわずかに「D51797」が判別できる

D51797
昭和18年(1943)3月26日、三菱製(製造番号431)。
主に西日本地区で働いたカマ。広島一区から新見に移り三重連の牽引機にもなった。47年の伯備線無煙化後は山口線管理所(津和野)に移動し、長工式煙装置が多い中に混じって鷹取式で異彩をはなっていた。最後は長門区に移動して山陰本線を職場とし、昭和50年1月24日に廃車となった。


エピソード
同機の前後の兄弟機は解体されて現存しない。ひとつ下の弟798はやはり広島地区から最後は山陰で働いた

※画像を御提供いただいている「やまてつ」さんのHPはこちらです。こちらに掲載の動輪はもちろん全国の鉄道車両の保存状況を詳細に網羅されている貴重なサイトです。ぜひおこし下さい。


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