しなの鉄道(元・信越本線)の戸倉駅から徒歩10分ほどの国道脇に放置されている動輪。刻印を調べたところ片面に「D51903」の文字がありました。
D51903
昭和19年(1944)1月、三菱製造(製造番号406) 新製後は主に常磐線で活躍、その後中京地区に移動し稲沢一区を経て最後は中津川区に配属され中央西線で働き、昭和47年(1972)5月に同区で廃車となった。
エピソード
同機のひとつ上の兄弟機・902も最後は同じく木曽路で活躍した仲間であった。(902は木曽福島配置)903号よし少し早く廃車となって、なぜか903号のいた中津川機関区にシンボルゾーンとして動輪が飾られた記録があるが、現在機関区もなくなりその後の存在は不明となっている。またひとつ下の弟機・904は戦後にC6128に改造され最後は日豊本線などで現在動態保存機となっている20号機などとともに活躍した。
この時には903号も現役でしたが出会う事ができませんでした