D51第3動輪(番号不明)
国鉄時代、直江津機関区の百周年記念に建立されたとみられるD51の動輪記念碑。現在の直江津運輸区事務所前にそのまま残っている。吉野様の情報によれば第3動輪は間違いないが、刻印は塗装が厚くて読み取れないとのことでした。
直江津機関区開設百周年記念として建立されたこの動輪の記念碑のある場所はJR移行後直江津運輸区などを経て現在は「えちごトキめき鉄道」に移管され「えちごトキめき鉄道直江津運転センター」となっているが、そのままの位置で展示されている。
「シ42−6 T Z 358」と読める刻印。昭和42年6月土崎工場を指すものだろうか? 358は不明。右は「R3」第3動輪右側を示す
「シ42−4」の刻印と第三動輪左側を指す「Lー3」のものもある。肝心の機番を示すものは判明しなかった。昭和61年(1986)建立との記述があるので、それまではどこかに保管されていたものを設置したのであろう。
※2021年4月、旧直江津機関区の扇形庫などを利用した「直江津D51レールパーク」がオープンし、開館時には動輪の近くまで行けるようになった。