東武野田線・新京成電鉄・北総鉄道 新鎌ケ谷駅から徒歩15分ほどの市制記念公園内に飛行機とともに展示されている。入口からすぐのところ
※なお公園は入園無料、開園時間は午前9時ー午後5時(夏期午後7時)となっている。また同公園の「施設案内」には 『正面入り口を入ると蒸気機関車、その後方に飛行機。バッテリーカー(1回100円)でそのまわりを走ることができます。・・・管理事務所の展望台からは走り抜ける北総鉄道の車両を目の高さで見ることができ鉄道マニアにはたまらない。・・・桜の季節には、開園時間を午後9時まで延長しています。』とあり一度は訪れたいところです。
昭和14年(1939)11月13日 日本車輛製(製造番号760)。戦後からしばらくは吹田区に在籍し、東海道本線筋で働く。昭和30年(1955)に平に移り常磐線などで働く。その後水戸、再び平と移動したのち西へ向かい40年に下関、さらに長門区と最後は山陰本線西部で活躍し、48年(1973)10月25日に廃車となった。
同機は平区時代に戦時型のD511024号へのストーカー取付のためテンダを譲り、代わりに1024号の船底型テンダ(10−20)を譲り受けた。そのため標準型ながら戦時型のテンダを装備したスタイルが特徴で、前灯のシールドビームの顔付とあわせて遠目にD52を思わせるD51として異色の存在となっていた。またフロントデッキ上の先輪バネカバーの左右の角にRが付いていないのも数少ない形態のひとつであろう。
同機の前後の兄弟機は解体されて現存しないが、ひとつ下の弟機386号の動輪が滋賀県草津市の小学校に保存されている。画像はこちら