ミニ鉄道をたずねて その1 川口グリーンセンター

 ミニ鉄道路線を行く 

この鉄道は園内の「わんぱく広場」をほぼ一周するかたちでレールが敷かれている。列車は構内を出るとすぐ「わくわくトンネル」を抜け、C59が休む「駐泊所」を横に見たのち周囲を花壇に囲まれたレールを直進、その後右折し半周していく。東門を横目に今は停車しない「どんぐり坂駅」(廃駅?)を過ぎると赤い上部トラスの「なかよし橋」を渡る。このあたりが同線のビューポイントであろう。橋を渡るとまたかつて交換設備のあったらしい「けやきだい駅」を通過し、再び右折して終点の「山百合峠」駅へ到着する。約一周500mあまりを走ったところに設けられたこの「山百合峠(やまゆりとうげ)」駅で乗客は下車し、列車はそのまま回送となって梅が丘駅へ戻ってくる。

 

(左)トンネルを出てきた列車 隣の線路は山百合峠駅からの回送線 (右)花壇内の直線区間を行く蒸機牽引列車、乗車率が高いので単機では頑張りどころ

花壇脇に敷かれているレールは左が本線、右はすでに使われていない旧線跡らしい。一部ゲージの異なる車両も走っていたのか三線になっている。

花壇を過ぎ、東門前の保存9600模型を横目に走る
 
まもなく今は使用されていない「どんぐり坂」駅を通過し、この線のハイライト「なかよし橋」を渡る
なかよし橋を過ぎると木立のなかを軽快に進む

 
進入禁止・汽笛鳴らせ・距離標などさまざまな標識も整備されている (右)こちらも今は旅客扱いをしていない「けやきだい」駅。駅名標などはない
 
そして列車は終点の「山百合峠」駅へ到着。駅名標には両方向とも駅名が記入されているが、どちらもいまは列車は停車しない

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