ミニ鉄道をたずねて その1 川口グリーンセンター
回送線の風景ほか
山百合峠駅を出ると回送線は左折して梅が丘駅へむかってゆく(右)左手に見えるのはかつて敷かれてあった線路跡でこのまま手前を右折して花壇方向へ伸びていた
お客さまを降ろして回送線を始発駅へ戻るC21牽引の列車
こちらは新幹線E4系の「宝くじ号」(右)山百合峠駅から回送線を見た状態 左が現役の本線、右の路線は三線となっている
回送から戻ってきて始発駅の転車台に乗る機関車
東門の9600と模型
センターのもうひとつの出入り口「東門」のそばにはかつてここで使用されていた機関車9600形式が解体されずに展示されている。ミニ鉄道で使われている蒸気機関車では弁慶号やD51などの有名なものが多いなか、9600が走っていたとは驚きだった。またこの東門の事務所内には鉄道模型が飾られているが、聞くところによるとここにおられた方の中に好きな方がいて置いていったとのことである。さまざまな施設や機関車を始め、かなり「鉄分」の濃いミニ鉄道がここにあった。
東門を入ったところに鎮座している9600型9626号機。係の人によればずいぶん前に引退してここに展示されているとのこと
かなり精密に作られている。これが現役で走っているところを想像するのも楽しい
事務所内に飾られているNゲージらしき車両模型。上田丸子電鉄モハ4255、後ろはCDKとあるので銚子電鉄のものか。
そのほか国鉄(JR)特急車485系?、湘南色113系?、上田丸子電鉄モハ2321などの表記が見える模型が並んでいた。209系に見えるが表示はモ1032のものや、南海特急車2001らしきものも‥‥。なかなかセンスのある形式が多いがこれはどうも某メーカーの「鉄道コレクション」シリーズの一部らしい。
始発駅前の時計塔には「SL」や「D52」といった文字がプレート状に設置されていた
駅舎内に飾られてあったD50274の立派な形式入りプレート(たぶん本物であろう)。実機のD50274はかなり早い時期に廃車解体されており、特に埼玉県とも縁はないカマであるが、なぜここにこのプレートがあるのかは謎である。
※「川口グリーンセンター」へのアクセス
JR京浜東北線、川口駅から戸塚安行駅行・東川口駅行バス約25分の「グリーンセンター」下車すぐ(正門前)。または新井宿経由医療センター行で終点下車、徒歩約5分(東門)。この他JR蕨駅、東川口駅、赤羽駅からもバス便あり(バスはどこからも比較的頻発)。埼玉高速鉄道新井宿駅からは徒歩で約10分(東門)。なお入園料大人310円が必要
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