23系統 その1

昭和47年1月
月島行6214

この6214は「都電のページ」トップ画像にも“24”の系統番号札を付けて登場しております。


23系統は柳島車庫(福神橋)から本所吾妻橋を経て南下し、森下町・門前仲町から月島に至る路線であった。あまりなじみはなかったが、廃止の声が聞こえるようになってから何度か出かけた。幸い地下鉄東西線が門前仲町を通るので乗換えは少なくて済んだ。この47年1月の風景は主にその門前仲町付近のもので、ひとつ手前(柳島方)が「深川一丁目」、ひとつ先(月島方)が「越中島」である。

深川一丁目電停を行く6000型。まだ車の通行が途切れる瞬間もあった。
 
さらに深川二丁目方へ進んだあたり。バックは深川の「赤札堂」。 やはりこのあたりは交通量が多く電車も肩身が狭いように見えた。

門前仲町の柳島方面行きの電停(越中島寄り)の6000型。バックの商店も下町の趣きがあった。

23系統も昭和47年11月11日に他の下町の都電とともに姿を消した。


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