※以前は長野県木曽郡楢川村贄川であったが平成17年(2005)4月1日に塩尻市に編入された
木曽路のD51この木曽路を走る蒸気機関車を撮影しに何回かでかけ、この贄川駅でも降りた事があった。当時はもちろんまだ駅員がおり、駅スタンプなども備えてあった。手作りの「SL時刻表」なども掲げてあって、木曽路観光とともにSLを撮影にくる鉄道ファンの多さを物語っていた。
1973年当時の駅舎に掲げてあった駅名標。木曽の駅らしく木造のものは他の駅でもみられた。右は贄川駅に進入する下り貨物列車(入線している3番の線路はいまかもう撤去されて存在しない。)
贄川駅の二番ホームには「これより南木曾路」の案内板があり、またこのホームにある駅名板とその隣の立ち木はバックに木曾谷の山々をひかえなかなか風情があった。1973年当時と1988年の情景だが、一部の案内板などが消えたりしているが駅名標と隣の成長した立ち木の位置は変わっていない。
※有名撮影地…贄川ー日出塩間にある第一奈良井川橋梁は木曽川を渡る雄大なアンダートラス橋梁で、昭和48年(1973)6月まではここをD51型蒸気機関車が渡っていたため、多くの鉄道ファンが撮影に訪れたところであった。その後線路の付け替えなどにより橋梁は移動したため、昔の面影はやや薄れてしまった。