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 10月15日  

田端機関区で展示されたD51513

田端機関区公開

機関区の門「車両展示会」とある

記念日当日の14日と翌15日、首都圏では東京機関区と田端機関区で公開があり、いろいろな車両が展示されました。蒸機列車との掛け持ちだとすべてのイベントに参加するのは無理なので、横浜でC57を撮影した昨日に続いて今日(15日)は田端区の方に行ってみました。東京区の方も行きたかったのですが「電気機関車ばかりでつまらないだろうなあ」などと今に思えば貴重な機関車が多く公開されたのに勝手なものです。ただ当時は蒸機の方に興味がありましたのでどうしてもそんな考えをしてしまったものでした。
めったに訪れるこのとできない田端区の門をくぐるとお目当てのD51に人が集まっていました。

さすが人気者のD51にはたくさんの人が・・・。

展示されていたD51513はこの秋の羽越電化により酒田区で6月に廃車となったもので、廃車後あまりたっていないせいかま生き生きとした姿で「最後のもう一仕事」をこなしていました。同じ鉄道100年行事で運転されている498号や1002号も羽越路の同僚であり、ちょうどこの秋の時期に引退が重なった新津や坂町の仲間がこうして多くのイベントで活躍していたのでした。

運転室周りにも多くの人が 区名札入れには往年の[田]の文字が
513号はこの田端での展示後、都内板橋区に保存され、いまもその姿を見る事ができます。保存の画像はこちら

 
急客機EF573号機と田端区のマスコット的存在だったB型電気機関車EB10の1号機
EB10はすでに王子の専用線での仕事から引退して保管の状態だった
外れの方では相方のEB102がひっそりと置かれていた
入れ替え機DD13の17号機は初期車

ブルートレイン「ゆうづる」牽引のEF80は11号機が展示
展示ではないが機関区にはEF15など多数の機関車が休んでいた
上野で下車して駅前の都電をスナップ これも約一ヶ月後に消え行く風景

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