保存D51452
D51452 東京都青梅市 青梅鉄道公園に保存
青梅線から徒歩約12分の「青梅鉄道公園」に展示されている。2012年には開園50周年を迎え、多くの記念行事も行われた。撮影2012年10月
10年前の2002年と現在の姿 ともに開園40周年・50周年のヘッドマークが掲げられている
説明板 同機は晩年は関西本線などで活躍したカマ。当館には鉄道100年の昭和47年にやってきた
園の入口のすぐ脇に展示されているのでいまやシンボル的存在だ
キャブまわり タブレットキャッチャーも残っている 全体的に整備されいつもきれいな姿で入館者を迎えている
2002年秋の姿 近年他の保存機には屋根が設置されつつあるが同機はいまも青空保存である
記念の年には特別なヘッドマークを掲げる この先も末永く青梅の地で大切に保存されてほしい
2012年10月の「開園50周年」記念ではスタンプの図柄にも採用された。やはりD51は人気者だ
青梅駅88周年などとあわせて半世紀を刻んだ青梅鉄道公園のイベントは賑やかに行われた
D51452の兄弟たち
兄のD51451 同じ青梅線沿線の東中神駅近くの昭和公園に保存 保存画像はこちら
D51452履歴
昭和15年(1940)2月28日、汽車会社製(製造番号1871)。新製後、原ノ町区に配属され東北本線を中心に働く。のち長町ー青森と移り43ー10前後に関西は竜華区に移籍、最後は関西本線などで活躍し47年5月に廃車となった。ちょうどこの年が鉄道100年にあたり、「人気のD51を青梅にも」という声で同機が選ばれ搬入された。鷹取式集煙装置付きの山越えスタイルのまま展示されている。
D51452にまつわるエピソード
保存三兄弟
同機の兄弟機は452号をはさんで兄の451、弟の453と三連続で静態保存されています。451・452・453の連番3兄弟機は竣工日も一日ずつ違うという三つ子(年子?)のようなものでした。451は都内昭島市の昭和公園に、453は千葉県柏市の第一公園に保存されています。452・453は古くは原ノ町や長町など常磐・東北沿線でともに働いた仲でしたが、451は同時期には水戸や白河区などにおり、接点は多少はあったかもしれませんがあまり縁がなかったようです。しかし現在三兄弟が余生を近くで過ごしているのは嬉しい限りです。
風景印
市内の青梅勝沼郵便局の風景印(風景入通信日付印)の図柄には鉄道公園の機関車が描かれており、特にD51452とわかる図柄である。
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