駒込車庫

昭和46年3月

洒落た英表記もあった車庫の表札。「電車車庫」がStreet-Car Depotと表記されているのも格好が良かった。「東京都交通局」もTraffic Bureau Tokyoとなっていた。


19系統(王子駅前?通三丁目)だけを担当していたのが駒込車庫で、神明町からもほど近いところにあった。単一系統のみを預かっていたのはそれだけ路線の重要性と運行車両が多かったからなのだろうか。この車庫は国電(現JR)駒込駅に隣接していたが「車庫」を名乗る電停はなく最寄りは「駒込駅」であった。神明町と同じく昭和46年(1971)3月17日限りで路線廃止とともに車庫も消えて行った。廃止直前の訪問だったがいつものように電車は走っていた。しかしもう役目を終えたかのように留置された奥の方の車両やカメラを向けるファンの姿にはやっぱり廃止なのだという一抹のさびしさがあった。

 
正面から眺める 6000・8000形が出庫を待つ  奥の青空車庫に休む電車たち もう役目を終えた仲間もいるのだろう

 
庫内に佇む車両も心なしかさびしそうだった   冬枯れの木と雑草が茂る 3000形もひっそりと

  
都電の車庫はこのアングルが一番しっくり感じる  カメラを向けるファンもちらほら見かけた
黙々と働く7000の姿をながめて車庫をあとにした

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