27・32系統 その1

昭和46年10月

当時から知られていた三ノ輪橋入口ビルにあった王子電車表記の残る案内板


荒川線として存続している都電27(一部)と32系統ではあるが、下町の廃止前後ではまだ「全線廃止」の計画で進んでいたのでやはり気になって何度か出かけている。考えてみれば一番身近な路線だったのだが初めてネガに登場するのは比較的遅いこの46年10月のものである。この時は早稲田(面影橋)でスナップして三ノ輪橋まで乗車したぐらいの簡単なものだった。

 
面影橋からカーブをきってきた7077。周囲の風景も都電らしい。   高戸橋を渡って勾配を登る
お馴染みの風景だが、もちろんバックに「サンシャイン60」の姿はない

※上記の写真は望遠レンズのものであるがどこでカメラを構えたのか覚えていない。線路の真ん中に入っているようにも見えるがけっしてそのような撮り方はしていなかったはずなのだが・・・。


 
軌道線のターミナルの雰囲気があった三ノ輪橋終点  行き止まり2線に広いホーム、電停表記に時計付広告塔・・・。
“生活”に溶け込んだ商店街とともにあった電停

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