







D51611
昭和16年3月27日、日立製(製造番号1442)。新製配置は東海地区で浜松だと思われる。その後静岡に移り甲府を経て31年頃に新津区へ移動、日本海縦貫線で長く働く。47年の電化により職場を失うが運良く生き残り渡道する。蒸機最終期まで頑張り最後は北海道滝川区で昭和51年(1976)1月17日付で廃車となった。
同機の上二人の兄(609・610)も離ればなれになりつつ最後はともに新津区に集まり羽越本線で電化まで一緒に過した(609は千葉県成田市に保存)。また弟の612は晩年は津和野(山口線管理所)や長門区に在籍し、蒸機末期の山陰本線や山口線でファンに良く知られた存在であり、現在最期の地、山陰本線長門市駅前にその動輪が保存されている。画像はこちら
なお同機の先輪が愛知県西尾市に保存のC12230号の先輪として使用されている。(吉野富雄様確認)どこかで接点があったのか興味のあるところである。画像はこちら
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