汽車旅・鉄道旅行をしていると、その土地の生活風土が感じられます。「鉄道とは異質のものを等質に変えて行くものだ」と、かの宮脇俊三氏もおっしゃっておられます。ですからローカル色豊かな風景が失われてゆくのは鉄道本来の使命を果たしているわけです。しかしながら私たちは「昔ながらの風景」や「素朴な人情」を旅に出ると追い求めてしまいます。また鉄道が輝いていた時代の遺物や施設に「懐かしさ」を感じてもいるのです。
旅情と均一化・合理化は相反するものですが、それを知りつつも汽車旅で見る風景に魅せられるのが鉄道ファンや旅人の性とでもいうのでしょう。このコーナーではそういった懐かしい風景や、私のものぐさ性が現れた「車窓中心」のスナップを紹介してゆきたいと思います。
車窓の山景色その1 | 列車の窓から見た山と風景をたどります |
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上野駅20番線1978 | 昭和53年の常磐線普通客車列車の情景 |
謎の列車「冬将軍」 | 1990年に運転された雪見列車「冬将軍」 |
さよなら逓信総合博物館&上野駅130周年 | 2013年8月31日で閉館したてぃぱーく |